Web担当者は「社内で育てる」or「外注する」?中小企業が失敗しないWeb体制の作り方
「そろそろホームページを本格的に活用したいから、専任の担当者を雇おうかな?」
「今の総務の子に、Webも兼任で勉強してもらおうか……」
中小企業の社長様や採用担当者様から、よくこんなご相談をいただきます。
結論から言います。
もしあなたが、「デザインもできて、コードも書けて、集客もできて、SNSも更新できる人」を月給20〜30万円で探しているなら……
その採用計画は、99%失敗します!。
今回は、Web業界のリアルを知る立場から、「もっともコスパ良く、成果が出るWeb体制の作り方」について、本音でお話しします。
なぜ「Web担当者の採用」は難しいのか?

多くの企業が陥りがちなのが、Web担当者に「スーパーマン」を求めてしまうことです。
例えば、こんな求人票を見たことはありませんか?
【求む!Web担当者】
- Illustrator/Photoshopが使える方
- HTML/CSS/WordPressの知識がある方
- SEO対策やGoogleアナリティクスの分析ができる方
- SNS運用、記事作成が得意な方
はっきり言います。これら全てを高いレベルでこなせる人材は、フリーランスとして独立しているか、大企業で年収1000万円プレーヤーになっています。
未経験の新卒や中途採用の方にこれを求めると、どうなるでしょうか?
「ひとりWeb担当者」の悲劇
- 業務過多でパンクする: 更新作業に追われ、肝心の「売上アップの施策」まで手が回らない。
- 品質が中途半端になる: デザインは素人レベル、セキュリティは穴だらけ……器用貧乏なサイトになりがち。
- 辞めたら終わる: その担当者が退職した瞬間、パスワードも更新方法も誰もわからない「ブラックボックス」化する。
正解は「社内」と「社外」のハイブリッド!
では、どうすればいいのでしょうか?
成功している中小企業の多くは、「社内でやること」と「プロに任せること」を明確に分けています。

① 社内(インハウス)でやるべきこと
社内の人間にしかできない、あるいは社内でやった方が圧倒的に早い業務です。
- 「お知らせ」や「ブログ」の更新: 現場のリアルな情報は、社内の人が発信するのが一番熱量が伝わります。
- 商品・サービス情報の整理: 「何を売りたいか」「誰に伝えたいか」を決めるのは会社の役目です。
- 素材の準備: 社内の写真撮影や、お客様の声の収集など。
② 社外(アウトソース)に任せるべきこと
専門知識が必要で、変化が激しい技術分野です。
- サイト設計・デザイン: ユーザーが見やすく、使いやすい画面を作る。
- コーディング・システム構築: スマホ対応や表示速度の改善、セキュリティ対策。
- アクセス解析・改善提案: データを見て、「次はどうすべきか」の戦略を練る。
「外注」ではなく「パートナー」と考える
「外注すると高いんじゃないの?」
そう思われるかもしれません。でも、考えてみてください。
未経験者を一人採用して、教育コストをかけ、社会保険料を払い、数年で辞められてしまうリスク……。
それに比べれば、「必要な時だけ動いてくれる、経験豊富なプロのWeb部」を外部に持つ方が、トータルコストは安く済み、クオリティも担保されます。
特に私のようなフリーランスのWebディレクターは、制作会社よりもフットワークが軽く、「社内のWeb担当者の相談役」として機能することができます。
まとめ:失敗しないWeb体制の作り方
Web担当者を「育てる」のは素晴らしいことですが、ゼロから全てを教え込むのは現実的ではありません。
「日々の更新は社内スタッフが担当し、困った時や大きな改修はプロがサポートする」
この二人三脚の体制こそが、中小企業がWebで成果を出すための最短ルートです。
「うちはどういう体制がいいのかな?」「今の担当者が手一杯で……」とお悩みの方は、ぜひ一度タニムズにご相談ください。
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